おじいさんとはりねずみーそうさくものがたり

はりねずみ




1:名無しさん@お腹いっぱい2020.12.03(Thu)

おじいさんとはりねずみーそうさくものがたりって動画が話題らしいぞ

2:名無しさん@お腹いっぱい2020.12.03(Thu)

This movie

3:名無しさん@お腹いっぱい2020.12.03(Thu)

わんこおつ

4:名無しさん@お腹いっぱい2020.12.03(Thu)

エホンオウコクの動画は良作が多いな

5:名無しさん@お腹いっぱい2020.12.03(Thu)

日本語が理解できないバカが多いな

6:名無しさん@お腹いっぱい2020.12.03(Thu)

なんでこんなに伸びてんの?
再生回数:2
高評価:1
低評価:0
投稿日:12/02 15:00

ちな12/02 15:00時点での情報ねwww

7:名無しさん@お腹いっぱい2020.12.03(Thu)

This is description

おじいさんとはりねずみ

あるところにおじいさんとおばあさんがすんでおりました。
ふたりは仲のいい夫婦で、毎朝家のそばをながれる川を散歩しておりました。

ある日いつものように二人が散歩をしていると、川のそばでみたこともない動物が水浴びをしておりました。

「あれまぁ、おじいさんや。
あれはなんといういきものじゃろうかのう。」
おじいさんは答えて言います。
「ばあさん、わしにもわからんよ。」
二人がしばらく眺めていると、ほどなくそのいきものはどこかへといってしまいました。

翌朝、二人はおにぎりを持って川の散歩に出かけました。
川べりまでやってきたところで、昨日の生き物がまた川べりにいるのが見えました。
おじいさんは包みからおにぎりを取り出すといいました。
「さあさ、美味しいおにぎりをつくってきたよ。
こっちにおいで。」
いきものは怪訝な風でしたが、やがておじいさんが差し出すおにぎりに興味をもったのか、しずしずと近寄ってきました。
いきものはおじいさんの差し出すおにぎりに鼻を近づけてくんくんと匂いを確かめたかと思うと、ぱくっとだべたのでした。
そしておじいさんの顔をじっと見つめたかと思うと昨日と同じように何処かへといってしまいました。
「かわいいものですねえ、おじいさん。」
「うんうん、明日もまたおにぎりを携えて、ここにくることにしようぞ。」

その日からおじいさんとおばあさんの朝の散歩はその生き物に会うための散歩になりました。
おにぎりを携えてその生き物が美味しそうにたべるのを二人は嬉しそうに眺めるのでした。
「おまえさんはいつもひとりぼっちじゃな。
さみしかろうて・・」
「かわいいものですね、おじいさん。
この生き物がうちにいればわしらも寂しくないのじゃがのう。」
子供のいない二人は微笑ましい様子でふーっとため息をつくのでした。

「じいさん、ばあさん。
最近は朝の散歩が随分長いじゃないか。」
おじいさんとおばあさんが家に戻ってくると、ちょうど畑仕事をしていたおとなりのゴロ吉がいいました。
「そうなんじゃ。このところ毎朝川で出会ういきものがおってのう。
そいつにおにぎりをあたえたところ、うまそうにたべるのでそのさまを眺めておるのじゃよ。
なんともあいらしいやつでのう・・
ばあさんとふたりで寂しい思いをしておるものじゃから、いつしかあの生き物に餌を与えてやるのが楽しみになってきたのじゃよ。」
「そいつはどんないきものなんだ?」
とゴロ吉。
「見たこともない生き物じゃが、犬よりも少しちいさいかの。」
「そんなにお気に入りであるなら、わしが捕まえてやろうか。
ほんであんたの家で飼えば良い。」とゴロ吉はいいました。

「おお、おお、それは良い考えじゃ。
子供を戦で失って以来寂しい思いをしていたが、それはねがってもないことじゃわい!」
おじいさんたちは目を輝かせてこたえました。

さて翌日。
ゴロ吉を伴って、いつもの川べりにやってきたおじいさんたち。
あのいきものがおじいさんたちを待つようにおじいさんたちの方をみて川べりにおりました。

「じいさん、わしがとっつかまえるから、あんたはおにぎりでやつの気を引いておいてくれ。」
ゴロ吉はそういうとおじいさんと少し離れていきもののほうへゆっくりと近づいて行きました。
「ほれほれ、きょうもおにぎりを持ってきたぞい。」
いつもと変わらない様子でおじいさんの差し出すおにぎりにその生き物はかぶりつきました。
むしゃむしゃとおにぎりをむちゅうでほおばるその生き物の後ろに抜き足差し足忍び足、と回り込んだゴロ吉はそうっと手を伸ばしました。
その生き物を捕まえた、とみえたゴロ吉でしたが、その瞬間
「ああー、いてえいてえ」
と叫びました。
見るとその生き物の丸っこい体から無数の針をおったてて伸ばしてきたゴロ吉の手を刺したのでした。
生き物はそのまま振り返らずに走り去ってしまいました。
おじいさんとおばあさんはただ呆然とその様子をみていたのでした。

それから。
おじいさんたちは毎朝おにぎりを持って川に行くのですが、そこにはもうあの生き物はおりませんでした。
それから懐いていたあの愛らしい生き物はもう二度とその場所に現れることはありませんでした。
「わしはただ家族がほしかっただけなのに・・」
おじいさんは寂しげに一人呟くのでした。

おしまい

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エホンオウコクは物語好きなお子さんや、昔話をもっと聞かせたい!というおかあさんのために今後も物語を製作していきます。
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エホンオウコクYouTubeチャンネルでは、毎週ものがたりの読み聞かせ動画をアップしています。
今回からラインナップに加わった「そうさくものがたり」もたくさんのストックがあります!
公開中の
・「にほんのおはなし」
・「がいこくのおはなし」
・「にほんとせかいのれきしといじんさん」
に加えて今後創作ものがたりも随時公開予定です。
ご期待ください!

~作品について~
・題名:おじいさんとはりねずみ
・朗読:雨海 友和(声優)
・執筆:まさむ
・動画制作:椙林 陽平
・音楽:Sammy Higuchi
・制作;エホンオウコク絵本制作委員会

わたしたちエホンオウコクではイラストレーター、声優、物書きさん、動画編集者を募集してます。
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8:名無しさん@お腹いっぱい2020.12.03(Thu)

>>7 ありがとう

9:名無しさん@お腹いっぱい2020.12.03(Thu)

>>7 おつかれ。いつもありがと

10:名無しさん@お腹いっぱい2020.12.03(Thu)

>>7 おつおつ

コメント

  1. 高評価1www

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